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日々、クライアントと一緒に良い会社作りのお手伝いをさせて頂いている中で感じたこと、私自身が考えていることを綴っていきます。
良い会社を作ろう! ~現場レポート~
オープンセミナーのご案内 ( 2017.08.30 )
自然体のリーダーシップというオープン講座をやります。
手前みそですが、めちゃくちゃ良い内容になっていると思います。参加費は、かかってしまいますが、絶対にそれ以上の価値がある内容になっていると思います。
今日も、打ち合わせをしたのですが、もう、本当に凄い内容です。
それで、打ち合わせをしていて、話しになったのが、
なんでみんな、そんなに恐れをベースにして、色々な物事を作っていくんだろうって。
それこそ、次から次へ。。。
でも、僕は、恐れってそれほど悪いものとも思ってないんです。
恐れって、言ってみれば、自分の身を守る盾みたいなもので、それがあるから、今まで、傷つかずにすんだことも多いと思うんです。
恐れがあるから、色々なシミュレーションして、あらゆるパターンを考えて、それに対処する手段を考えて、あれを考え、これを考え、、、、
僕って、恐がりなんです。
今思うと、そんな恐れの感情に随分と助けられたなと思う一方、随分と損をしてきたなって。
たしかに、石橋を叩いて渡れば、リスクは回避できるけど、進み方は遅くなりますよね。
それこそ、たくさんのチャンスを不意にしてきたなって。
それじゃあ、恐れなければいいんだって、そんな簡単じゃない。笑。恐れって、自然と湧き上がってくるんですよね。
そもそも、なんで、恐れるんだろう。
何を恐れているんだろう。
それって、結局、自分に自信がないからだと思うんです。
自分は、たいした人間じゃないって、誰かに見つかることが怖いんだと思うんです。(僕の場合はですが)
じゃあ、自信をもてばいいじゃんって、それも、そんなに簡単じゃないんですよね。笑。
僕の経験では、自信って、自己信頼からしか来ないのかなって思っています。
そして、自己信頼って、自分をどれだけ大切に扱ってきたか。自分をどれだけ愛してあげられているかにかかっていると思うんです。
そう、すべてのスタートは、自己愛から。
で、僕は、それを知った時、はたと思ったんです。
自己愛って、どうするんだって。笑
自己犠牲は、知っている。
自分を犠牲にして、他人につくせ!ってたくさん学んできました。
それに、自分を愛する、自分を大切にすることに対して、ちょっとした罪悪感さえありました。
自己愛って、なんだかちょっと幼い感じもしたし、なんだかわがままな感じもしました。
でも、そうじゃなかった。
自己愛って、本当に奥が深いですよ!
本当に、自分を愛してあげられる人だけが、本当の意味で、
人を愛してあげられる人なんじゃないかと今は、思っています。
自然体のリーダーシップ講座では、本当に、無理なく、自分らしい、教科書的ではない、自分本来の自分だけのリーダーシップを身に付けてもらいたいと思っています。
この自然体のリーダーシップを発揮していくことで、きっと生き方そのものが変わってくると思っています。
今リーダーの人も、そうじゃない人も、ぜひ、一度は、参加・体験してもらいたい内容になっています。
僕のここ数年の学びの集大成になっていて、
U理論、NVCのエッセンスだけでなく、陽明学、ヨーガ哲学、老子などの東洋哲学も思想背景も組み込みながらワークショップを作り込んでいます。
ご参加お待ちしております(^^)/
◆9/11 自然体のリーダーシップ
https://www.facebook.com/events/377976482617354/
◆9/27 自然体のリーダーシップ
https://www.facebook.com/events/167262363844732/
◆10/5 自然体のリーダーシップ
https://www.facebook.com/events/1745698179064648/
執筆者:社会保険労務士 福井研吾
【ある親子の会話から、組織の本質が見えてくる?】 ( 2016.04.19 )
ある娘の会話
「私、お母さんのこと嫌い。もう、お母さんには何も期待しない。お母さんの子供になんか生まれてきたくなかった」
もしも、娘からこんなこと言われた悲しいですよね。
そんなことを言われたら、きっとお母さんは自分のいたらなさを反省すると思います。。。
でも、もしも、毎日のように言われ続けたら、何年も言われ続けたら、どうなるでしょうか。
きっと、お母さんだって頑張ってる!!って言いたくなりますよね。
完璧なお母さんじゃない。
裕福な生活をさせられているわけじゃない。
いつも娘の気持ちに気づいてあげられるわけじゃない。
でも、お母さんだってあなたのために頑張ってる!!
そう言いたくなりますよね。
では、娘さんの本当の気持ちは何なのでしょうか。
もっと、お母さんと会話がしたかった。お母さんとつながりを感じていたかった。
自分を見てほしかった。認めてほしかった。
きっと、はじめはこのような気持ちだったのではないでしょうか。
でも、それ(本当にほしいもの)を手に入れることができない。悲しさや絶望感、孤独感、あきらめといった感情があるのだと思います。
そして、自分自身でも、いつの間にか本当の気持ちがわからなくなって、ただただ、漠然とした絶望感が、親に対する嫌悪感(あきらめ)になり、親の至らないところを非難や攻撃していってしまうんだと思います(自分の正当性を主張する)。
だから、たとえ、子供から非難されたことを直しても、本当の自分がほしいものが手に入っていないから、別のいたらない点が、目に付いて、堂々巡りをしていくだけなような気がします。
今の組織の問題(経営者と従業員の問題)って、こんな感じじゃないでしょうか。
お母さんを経営者や会社そのもの、娘を従業員と置き換えてみてください。
なにを甘えてと思うかもしれませんが、
これは、年齢はあまり関係ないように思います。
男女もあまり関係ないような気がします。
だから、表面的な問題点に反応し、解決策を模索するのではなくて、その人の本当の気持ち(ニーズ)というものをもっと大切に見ていける目を養っていく必要があると思います。
従業員の本当の気持ち(本人も気づいていない可能性が高い)を汲んで、受容してあげてからでないと、様々な問題点の議論はうまくいかないような気がします。
執筆者:社会保険労務士 福井研吾
【なぜ、ベクトルは合わないのか】 ( 2016.03.18 )
こんにちは^^
なぜ、経営者と社員のベクトルは合わないのでしょうか。
ベクトルって合ったほうがいいですよね。
僕もそう思います。
経営者と話していても、みなさんそうおっしゃいます。
でも、ほとんどの会社は、合っていません。
朝礼で経営理念を唱和しても。
経営者が自社の理念やフィロソフィーを熱く語っても。
コンパ(飲み会)を開いても。
いや、むしろ、ベクトルを揃えようとすればするほど、社員と心の距離を感じる経営者は多いのではないでしょうか。
何をやっても、社員とのベクトルが合っていないと思っている会社があれば、少し視点を変えてみてください。
~経営者の頭の中~
思考:ベクトルは揃えなければならない。でも、揃わない。
感情:揃わないことによるイライラ。悲しみ、怒り、虚しさ、諦め。
~社員の頭の中~
思考:人の考え方は自由であるべき。それなのに、ベクトル(考え方)を強制させられそうになっている。
感情:戸惑い(困惑)、怒り、悲しみ、恐怖。
両者の頭の中は、このようなところでしょうか。
これって、結局、お互いが「被害者意識」を持っているってことですよね。自分は被害者だと思って、相手のことを「加害者」だと思っている。
このようなスパイラルに陥っている限り、会社のベクトルは揃わないでしょう。
では、なぜ、ベクトルは揃った方がいいのでしょうか。
京セラの稲盛和夫氏は、会社の目的は、
『自分を含めた全従業員の物心両面の幸福のため』
と言っています。
僕もそう思っています。
つまり、みんなが幸せになることが"目的"で、ベクトルを揃えることは"手段"でしかないのです。
本当は、自社で働く社員が今よりももっと幸せになるのであれば、ベクトルは揃ってもいいし、揃わなくてもいいんですよね。
まずは、お互いが被害者意識から脱する。
ベクトルは揃えるものじゃない。
気付いたら、揃ってる。そういうものじゃないかな。
執筆者:社会保険労務士 福井研吾
【社員の幸せを考える】 ( 2014.11.11 )
こんにちは^^
昨日は、新規のプロジェクトのスタートでした!!
初回って緊張しますね。。。
はじめてお会いする方も多いです。
ほとんどのケース
理由もわからず、集められています。
なので、初回の納得感、期待感が高くないと今後のプロジェクトに
だから、初回は、めちゃめちゃ緊張するんですね。
普段、忙しく働いていると、
目の前の社員(自分も)の幸せを考える余裕はないように思います
そんなことより納期。。。
そんなことよりクレーム対応。。。
そんなことより新規受注。。。
でも、ちょっと考えてみてください。
『なぜ、そうまでして働いているんですか?』
だって、家族を養わなければいけない。
だって、生活しなければいけない。
たしかに、働くって綺麗事ではないと思います。
じゃあ、働くのって苦しいですか??
この「・・・しなければならない」ってつらくないですか??
つらい。苦しいは、イライラしますね。
このイライラって最後どうなるのでしょうか。
実は、イライラは、弱い方へ弱い方へ流れていきます。
社長のイライラは、社員へ
上司のイライラは、部下へ
お父さんのイライラは、お母さんへ
お母さんのイライラは、子供へ
子供のイライラは、(より弱い)同級生へ
こうやって職場・学校の「いじめ」って起こってくるんじゃないか
そして、誰にもイライラをぶつけられなくなると、最悪、自殺して
誰だって幸せになりたい。
誰だって誰かを不幸にしたくない。
と思います。
だったら、まずは、自分の幸せを真剣に考えないといけないんじゃ
どうしたら、「働くこと」と「幸せ」が結びつくのか。
そんなこと、いつも考えています^^
執筆者:社会保険労務士 福井研吾
【経営者の想いを代弁する】 ( 2014.10.31 )
こんにちは^^
人事制度のプロジェクト等を進めていると
経営者の方から、
「よく言ってくれました。まさに、私が思っていたことを言ってくれました」
と言われることがあります。
はじめは、自分がそう思っているんだったら、ご自身の口から、伝えたらいいのに
と思ったりしたこともあったのですが、
そうではないんですね。
毎日、同じ職場でいっしょに働いていると
こんなに厳しい言葉を言ったら
辞めるんじゃないかな。
とか
そこまで、多くの給料を払っているわけではないし。。。
とか
嫌われたりしないだろうか。。。
などなど、色々なことを
思い浮かべると思います。
だから、ついつい、遠慮してしまうんですよね。
なので、僕は、プロジェクトを進めるときは、
経営者の想いを代弁する!
ことも、常に意識しております。
経営者と社員との潤滑油に少しでもなって、良い会社づくりのお手伝いできればと思っております^^
執筆者:社会保険労務士 福井研吾
業務内容
1分で読める労務管理のポイント
- 2016.04.11
- 愛知県の求人賃金等の状況【パート】(H27年12月)
- 2016.04.10
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良い会社を作ろう! ~現場レポート~
雑誌「INDUST」
産廃処理業界の人を活かす労務管理のポイント」を2年間連載しました。
メンタルヘルスマネジメント
メンタルヘルスマネジメント(2013年6月号)に、記事が掲載されました。
開業社会保険労務士専門誌SR
開業社会保険労務士専門誌SR(第23号)に、記事が掲載されました。
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