こんにちは(^^)


先日、ある勉強会で


若手幹部の方が、こんなことを言っていました。


「自分より年上の部長を手ごまのように使っている自分がいる。命令させて動かしていることに違和感を感じています。自分が傲慢じゃないのかと感じてしまいます」


その話を聞いたとき、私は、ある書籍を思い出し、お話させていただきました。

その書籍は、
「稲盛和夫最後の戦い。JAL再生にかけた経営者人生」

稲盛氏は、JALを再生されるときに、まず、リーダー教育をされます。その中のエピソードなのですが、

まず、経営幹部にリーダー教育をすると決めたときに、

あるJALの幹部の方は、「マネジメント教育ですね」と尋ねたのです。

しかし、「違うリーダー教育だ」とおっしゃったんですね。

リーダーとマネージャーは、明確に違うと稲盛氏は、考えております。

その書籍の中で、

『リーダーとは、高い志と闘志を持ち、私心なく集団を引っ張る指導者を「リーダー」を呼び、決してマネジャー（管理者）と呼ばない』と書かれています。

マネジャー（マネジメント）は、管理でしかないんですね。

会社は、組織ですので、効率的に組織を動かさなくてはいけなせん。なので、マネジメントというのは、とても大切なのだと思います。

今の上の文章の組織を人と置き換えてみてください。

会社は、人（の集合体）ですので、効率的に人を動かさなくてはいけなせん。なので、マネジメントというのは、とても大切なのだと思います。

違和感がありませんか？？

人を効率よく動かすために、マネジメントがある。

マネジメントとは、管理手法であり、テクニックなんだと思うのです。

でも、僕もそうですが、

誰かから、（その人に）都合良く動かされたいなんて、思わないですよね。。。

だからこそ、リーダー（リーダーシップ）が大切なのだと思います。

この人についていきたい。
こんな人になりたい。
この人のためなら。

特に今の時代は、リーダーが求められているように感じます。


あなたは、リーダーになりますか？それとも、マネジャーになりますか？

執筆者：社会保険労務士 福井研吾